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「アンの村の日々」      

     「アンの村の日々」(1974年)モンゴメリが亡くなった時、「The Blythes Are Quoted」というアン・ブライス一家が登場する作品が未完成のまま残されました。実際には、ブライス一家が中心となったり、語ったりするストーリーを集めたもので、途中に詩がいくつか差し込まれています。モンゴメリの死後32年を経て、息子のスチュワート・マクドナルド博士が(詩とそれに関連するエピソードを取り除き)短編集として出版しました。この短編集のタイトルと表紙は、明らかに昔を懐かしむようなデザインで、前世紀のドレスを着たモンゴメリ本人の肖像がより一層郷愁をそそります。イラストの中には、優しく、素朴な物語を語るものもありますが、1つ目は刑務所から出所した男性の話を語り、最後の絵はおそらく周囲に冷笑をあびせられ、見下されていた、青ざめた顔の未婚女性の死を伝えています。この女性は死の間際に爵位を持った画家との情事について、養子に出された嫡出の娘について、成長した娘を虐待したその夫を人知れず殺害したことについて静かに、勝ち誇ったように回想します。
The Road to Yesterday cover printed 1974

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